西成に入った瞬間風が止んだ

先日、大阪の魚嘆さん企画で、西成の難波やさんに行ってきました。

ライブレポというより、僕の心の鼓動を書きたい!

殺伐として、何というか、ヤジとか飛んできそうな雰囲気の難波やさんライブ。

ライブ対バンの相手が、入り込み型の人たちで、
凄すぎて、僕は普通に見えるだろうなー。なんて、不安の中。

しかし、なかなかの結果を残せたようで、手応えがあったので、良かった良かった。
なんて、、、当時は思っていた。

来年は、きゅりあん大ホール、再来年は、野音。その次の年に武道館を目指している。

これくらいの事は出来ないと!と、自分を磨き続けるのです。

現実味を持たせる為にね。

西成に入った瞬間、受け取ったもの。

ちょっと大げさかもしれませんが、
空港から、バスに乗り、あべのに。
いつもの大阪の雰囲気。
地下鉄で動物園前に降り立ち、地上に出て、ガードをくぐった瞬間、、空気がすっかり変わったんです。

これは何だ?ぷーさんが。

そして、安いビジネスホテル。
しかし、どうも泊まろうと思わない。

そっか、ここは日雇い労働者の街。

現場に入ってから気付く。

何とも言えない雰囲気。

難波やさんに入り、出演者のメンツと話しながら、僕は、音楽のことよりもマスターと訪れる人とのやりとりが気になる。

想像だが、何か持ってきた人におこずかいを渡している。

酒を飲む為に、お金を稼ぐ為に必死だ。

僕はと言えば、、、、、

何だか、ハングリーさを忘れてしまっているんじゃないか?と、感じずにはいられなかった。

飲み屋を流しのように回って、路上演奏を必死にして、お金を稼ぐくらい出来ないと、野音や武道館どころではない。

安い飛行機で、ネットカフェ。
これでも相当ハングリーと思っていた自分に喝!

西成のビジネスホテル1000円とか2000円とかに泊まって感じることもあったろうに。
なぜ!西成に泊まらなかったのか?

ハングリーのかけらもないと、今ではもったいなさを感じている。

え?そんなことやって何になるの?と思う人とは話が合わないから、この先読まないでいい。

要するに、

スラム街でもしっかり音楽やって稼いでいけない音楽は、真のあるものではないと感じたんだね。

明日のお金が大変な人たちから1円でも投げ銭もらえる音楽やってんのか?と、僕は自分の不甲斐なさを感じたよ。

ステージでいい演奏をするのは当然。
その事に安堵してる自分に喝を入れてる。

例えば、西成地区で路上演奏をやるような、そんな心意気でこの先頑張らないと、でかいこと言ってるだけの人になっちゃうだろ。

風を止めてみせろ!

 

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